創造力は本来、人間其々に備わっているものです。
しかし日頃の環境により、発揮しにくくなっていく事もあります。
最初にお伝えしておくと、『子供たちは等しく創造的』です。
お教室に来て、デザインが浮かばなかった子は誰一人いません。
3歳〜15歳まで、同じテーマに対して其々が自分の思うアウトプットを表現していきます。
そして、一人一人にしっかり意志を感じるアイディアが詰まっています。
では、素晴らしい個性を持った子供たちの創造性をより引き出す環境とは、
どんな場所でしょうか?
今回はタイトルにちなんで、『創造力を育む環境』に大切な事を書いていきます。
*新しい体験
*インキュベーションのための反復行動(感じる→気づく→考える→実行→感じる→気づく→考える……)
*恐れのない環境作り
*愛情に包まれている自信
■新しい体験
脳も筋肉と同じです。常に刺激を与える事で、育っていきます。
何より大切なのは、自分で「感じる」力です。そして感じた事を、自分で正しく認知→表現していく力は、独創的なアイディアにつながっていきます。
■インキュベーションのための反復行動
『感じる、気付く、考える、実行する』のプロセスを、能動的に繰り返す体験は、創造的な習慣に繋がります。大切なのは、自分の意思でプロセスを体感する事です。
主体的な働きだからこそ、気付ける次のステップが必ずあります。
■恐れのない環境作り
新しい物(価値)を作る時、チャレンジが必要な場面が出てきます。
初めての体験は、大人でも不安や心配になるものです。
そんな時こそ、「失敗出来たら大成功!」という環境を用意してあげる事が大切です。
恐れのある心では、最善のアイディアは実行出来ません。
恐れのない環境で、初めて「自分らしさ」を発揮出来るようになっていきます。
■愛情に包まれている自信
「自分は愛されるべき価値のある人間だ」と感じて生きていると、様々な場面で無理なくチャレンジが出来るようになります。
技術的な上手や下手ではなく、「自分らしい事が素晴らしい」という観点で認めてもらえる瞬間は、人の大きな可能性を引き出します。
既にあるものを記憶・習得する暗記力。
その情報を深掘りしたり、そこから応用に導く考える力。
考える力を基に、新しい価値を創る創造力。
創造力が身につくと、
まず自分の人生(生活)を自分でデザイン出来るようになります。
人生の最適化は、
社会の中で自分の役割を実感し、
幸せに充実した日々にも繋がっていきます。
子供たちに人気の職業「ファッションデザイナー」
まず幼少期から出来るファーストステップは、
『創造的な習慣を身につける』ことです!
自分らしさに気付き、それを受容して生きている人の
言葉や作品には力が宿ります。
「素敵」だと感じた事は、
どんどん言葉や形にして表現してみましょう。
素敵の輪が広がり、身の回りに笑顔が増えていくはずです。
ファッションデザインは目的ではなく手段です。
ファッションデザインというツールを通して、
多くの人を笑顔にするデザイナーが世に増えていく未来。
子供たちの頑張る姿を見るたびに、
そんな事を想像してワクワクが止まりません。
次回は「お家で出来る創造力習慣について」具体的に書いていきます。
<スクール公式HP>